上野や浅草といった観光地が有名な台東区ですが、上野から少し南下した御徒町エリアは宝飾街になっていたり、浅草地域には革靴のメーカーやその材料となる革の問屋が集積していたりと、多様な地域産業が息づくものづくりのまちです。江戸時代から150年以上も事業を継続している事業所もあり、伝統的な手法により工芸品を作り続けている職人が今も活躍しています。その一方で、区の南部である御徒町から蔵前にかけては、デザイナーやクリエイターが多くアトリエを構えるようになり、雑貨店やカフェも増え、「徒蔵(かちくら)」エリアと呼ばれるようになりました。台東区では、このような台東区の多様な産業の魅力を広くPRするために「台東区産業フェア」を開催しています。
※今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場を使用した展示商談会としての開催は中止とし、HPやSNS等で出展申込をいただいた事業者のPRを行っています。